テイホン ナニカガソラヲトンデイル

定本 何かが空を飛んでいる

稲生平太郎 著

発売日 2013/11/25

判型 A5判   ISBN 978-4-336-05777-8

ページ数 456 頁   Cコード 0039

定価 3,520円 (本体価格3,200円)

【内容紹介】

UFO現象や神秘体験を明快に論じた奇跡的名著がついに復刊! あわせて西洋近代オカルティズム略史、ジョン・ディーの精霊召喚、ナチズムとオカルト、柳田國男・南方熊楠の山人論争など、他界に魅せられし人々の、影の水脈をたどるオカルティズム・民俗学エッセイ・評論を一挙集成。

【著者紹介】

稲生平太郎 (イノオヘイタロウ)

1954年大阪府生まれ。本名、横山茂雄。京都大学卒、博士(文学)。英文学者、作家。横山名義の著書に『聖別された肉体 オカルト人種論とナチズム』(書肆風の薔薇/増補版、創元社)『異形のテクスト 英国 ロマンティック・ノヴェルの系譜』(国書刊行会)『神の聖なる天使たち ジョン・ディーの精霊召喚一五八一~一六〇七』(研究社)、訳書にマーヴィン・ピーク『行方不明のヘンテコな伯父さんからボクがもらった手紙』、ヒレア・ベロック『子供のための教訓詩集』、ジョン・メトカーフ『死者の饗宴』[北川依子共訳](共に国書刊行会)、 編著に『遠野物語の周辺』(国書刊行会)『危ない食卓 十九世紀イギリス文学にみる食と毒』(新人物往来社)など。『日影丈吉全集』(国書刊行会)の編集、全巻解説も手がける。稲生名義の著書に『アクアリウムの夜』(書肆風の薔薇、のちに角川スニーカー文庫)『アムネジア』(角川書店)、『映画の生体解剖』(高橋洋と共著、洋泉社)『オカルトがなぜ悪い!』(井村宏次・吉永進一と共著、ビイング・ネット・プレス)がある。