カミガミヘノミチ

神々への道

米国人天文学者の見た神秘の国・日本  

パーシヴァル・ローエル 著
平岡厚/上村和也 訳

発売日 2013/10/25

判型 四六判   ISBN 978-4-336-05668-9

ページ数 280 頁   Cコード 0039

定価 3,740円 (本体価格3,400円)

【内容紹介】

明治時代の日本を訪れ、その見聞を著し、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)にも強い影響を与えた、世界的に著名な天文学者ローエル。彼が実際に御嶽や伊勢神宮といった聖地を回り体験した出来事を描く、「不可思議な国・日本」見聞の書。

【著者紹介】

パーシヴァル・ローエル (パーシヴァル・ローエル)

パーシヴァル・ローエル (Percival Lowell)
1855年アメリカ合衆国ボストンに生まれる。ハーバード大学卒。天文学者。1894年、アリゾナ州にローエル天文台を設立し火星の研究に打ち込む。日本研究家としても知られ、1889年から1893年にかけて明治期の日本を訪問し、その見聞を著した。主な著書に『極東の魂』『NOTO―能登・人に知られぬ日本の辺境』など。

平岡厚 (ひらおかあつし)

1948年生まれ。都立大学大学院理学系研究科生物学専攻博士課程を単位取得退学。現在。杏林大学保健学部准教授。おもな著作に「現代日本におけるオカルト・疑似科学の動向と問題点」(西田照見、田上孝一編『現代文明の哲学的考察』所収、社会評論社、2010年)など。

上村和也 (かみむらかずや)

1937年生まれ。九州大学大学院文学研究科修士課程修了。湘潭大学名誉教授、鹿児島大学名誉教授。訳注にクルト・ジンガ―著『鏡と劒と曲玉』(完)(『研究論文集』第4集 第1号、佐賀大学文化教育学部、1999年)。共訳書にサー・フィリップ・シドニー著『アストロフェルとステラ 付 サーティン・ソネッツ』(篠崎書林、1979年)。