西尾幹二全集 3
カイギノセイシン
懐疑の精神
西尾幹二 著
発売日 2012/07/25
判型 A5判 ISBN 978-4-336-05382-4
ページ数 616 頁 Cコード 0310
定価 6,380円 (本体価格5,800円)
- シリーズ: 西尾幹二全集
- ヨーロッパ留学以来の自分史、知識人との対話・対論、文学評論、そしてショーペンハウアーを読み解き、教育論を説き、自由や人生の価値を具体化し、世界や日本の歴史、戦後史観を明らかにする。新しいニーチェ研究で衝撃のデビューを果たし、戦後日本のあり方を深く、多角的に洞察してきた「知の巨人」西尾幹二の集大成。
【内容紹介】
今まで知られていない重要初期論文「ヒットラー後遺症」「大江健三郎の幻想的な自我」「国家否定のあとにくるもの」のほか、比較文学・比較文化の学問上の方法論に対する本質的批判等、多くが未所収の作品で構成される。
【著者紹介】
西尾幹二 (ニシオカンジ)
評論家。電気通信大学名誉教授。1935年東京生まれ。東京大学文学部独文科卒業。同大学院文学修士。文学博士。ドイツ文学者。ニーチェ、ショーペンハウアーの研究、翻訳をはじめ、文学、教育、社会、政治、国際問題等幅広く評論活動を行っている。最近では反原発を明確に打ち出し、人類の生命維持から訴えかける論点が注目されている。