アルプスコウチデノタタカイ
アルプス高地での戦い
ラミュ小説集
シャルル=フェルディナン・ラミュ 著
佐原隆雄 訳
発売日 2012/06/14
判型 A5判 ISBN 978-4-336-05510-1
ページ数 506 頁 Cコード 0097
定価 4,400円 (本体価格4,000円)
【内容紹介】
スイスを代表する国民的大作家ラミュの作品集。「デルボランス」「民族の隔たり」「アルプス高地での戦い」を収録。
【著者紹介】
シャルル=フェルディナン・ラミュ (シャルルフェルディナンラミュ)
Charles-Ferdinand Ramuz(1878-1947)。スイスの小説家。故郷スイスの自然と習俗を題材に、フランス語で多くの農民小説を書いた。『山中の大いなる恐怖』La Grande peur dans la montagne(1926)、『陽がまた昇らなければ』Si le soleil ne revenait pas(1937)などがある。
佐原隆雄 (サハラタカオ)
1954年広島県呉市生まれ。東京外国語大学大学院外国語研究科ロマンス系言語専攻修了。専門は19 世紀フランス文学、スイス文学およびフランス語教育法。
翻訳書として、C.F. ラミュ『アルプス高地での戦い』(国書刊行会、2012 年)、同『アルプスの恐怖』(国書刊行会、2014 年)、同『スイス人サミュエル・ブレの人生』(国書刊行会、2016 年)、『もし太陽が戻らなければ』(国書刊行会、2018 年)。
‘La «séparation» entre la Suisse et le Japon’(Les Amis de Ramuz bulletin 35, 2014 年),‘Les Japonaise comprennent-ils Ramuz ?’ (Les Amis de Ramuz bulletin 38, 2017年) などフランス語圏作家に関する研究論文、『文法から学べるフランス語』(ナツメ社)ほかフランス語教育に関する著書も多数ある。C.F. ラミュ協会終身会員、ラミュ研究会会員、モーリス・ゼルマッテン協会会員。