西尾幹二全集 6

ショーペンハウアートドイツシソウ

ショーペンハウアーとドイツ思想

西尾幹二 著

発売日 2013/02/08

判型 A5判   ISBN 978-4-336-05385-5

ページ数 664 頁   Cコード 0310

定価 7,700円 (本体価格7,000円)

シリーズ: 西尾幹二全集
ヨーロッパ留学以来の自分史、知識人との対話・対論、文学評論、そしてショーペンハウアーを読み解き、教育論を説き、自由や人生の価値を具体化し、世界や日本の歴史、戦後史観を明らかにする。新しいニーチェ研究で衝撃のデビューを果たし、戦後日本のあり方を深く、多角的に洞察してきた「知の巨人」西尾幹二の集大成。

【内容紹介】

ショーペンハウアーの思想・人間像を明らかにすると共に代表作の抄訳、ドイツ思想に焦点を当てるため多くの未発表の諸論文で構成する。また、西尾の翻訳論の真髄を惜しげもなく披露し、ドイツ言語文化の本質にも迫る。

【著者紹介】

西尾幹二 (ニシオカンジ)

評論家。電気通信大学名誉教授。1935年東京生まれ。東京大学文学部独文科卒業。同大学院文学修士。文学博士。ドイツ文学者。ニーチェ、ショーペンハウアーの研究、翻訳をはじめ、文学、教育、社会、政治、国際問題等幅広く評論活動を行っている。最近では反原発を明確に打ち出し、人類の生命維持から訴えかける論点が注目されている。