中世の図像体系 2
ロマネスクノズゾウガク
ロマネスクの図像学 下
エミール・マール 著
田中仁彦/池田健二/磯見辰典/成瀬駒男/細田直孝/平岡忠 訳
発売日 2004/04/30
判型 A5判 ISBN 978-4-336-03892-0
ページ数 380 頁
定価 5,126円 (本体価格4,660円)
- シリーズ: 中世の図像体系
- 美術、歴史、文学――ヨーロッパ中世研究のさまざまな分野で最高の評価をうけている名著、エミール・マールの図像学、待望の完訳。図像を通して中世の精神を読み解く壮大な試み。
【内容紹介】
「フランス12世紀の宗教芸術」の原題で知られる名著の完訳。写本挿絵、典礼劇、巡礼路などロマネスク美術の発想源の謎を鋭利に解明する1~6章ほか全11章よりなる。原書図版253点に54点を追加収録。
【著者紹介】
エミール・マール (エミールマール)
田中仁彦 (タナカヒトヒコ)
1930年生れ。上智大学名誉教授。専攻--フランス文学。主要著書『黒マリアの謎』『ラ・ロシュフーコーと箴言』『ケルト神話と中世騎士物語』ほか。
池田健二 (イケダケンジ)
1953年生れ。上智大学講師、茨城キリスト教大学講師。専攻--フランス中世史。主要訳書 デュビィ『ヨーロッパの中世--芸術と社会』(共訳)ジェラール『ヨーロッパ中世社会史事典』ほか。
磯見辰典 (イソミタツノリ)
1928年生れ。上智大学名誉教授。専攻--フランス近世史。主要著訳書『キリスト教史』『パリ・コミューン』、エルランジェ『聖バルテルミーの大虐殺』ほか。
成瀬駒男 (ナルセコマオ)
細田直孝 (ホソダナオタカ)
1929年生れ。東京音楽大学客員教授。専攻--フランス文学。主要訳書 ピエール・ド・マンディアルグ『満潮』ピュイグ『未完の書』レリス『夜なき夜・昼なき昼』ほか。