フランス世紀末文学叢書 14

ヒョウロンズイヒツシュウ

評論・随想集

ラフォルグ 他著
曽根元吉 編

発売日 1990/06/25

判型 四六判   ISBN 978-4-336-03149-5

ページ数 340 頁   

定価 3,631円 (本体価格3,301円)

シリーズ: フランス世紀末文学叢書 (フランスセイキマツブンガクソウショ)
爛熟と頽廃の19世紀末――物質的な繁栄をみながら精神的に荒廃したこの時代に、俗世界へ背を向け、絶対の彼方にありうべからざる人工楽園を創出せんとした美の使徒たち。一時は忘却の底へ沈んだかにみえながら、ここ数年、にわかに脚光を浴びつづけている近代文学の源泉、フランス世紀末文学の最も香り高き作品を15巻に編んだ本邦初の一大アンソロジー。

【内容紹介】

世紀末は文学が文学自身を問いはじめた時代である。この批評精神を看過してはこの時代を理解することはできない。ラフォルグ、バレス等の文学論から随想まで幅広い選択をおこなった本邦初のアンソロジー。

【著者紹介】

ラフォルグ (ラフォルグ)

曽根元吉 (ソネモトキチ)