フランス世紀末文学叢書 12

シツナイ

室内

世紀末劇集  

モーリス・メーテルランク 他著
倉智恒夫 訳
川口顕弘 他訳

発売日 1984/11/01

判型 四六判   ISBN 978-4-336-02718-4

ページ数 320 頁   

定価 3,190円 (本体価格2,900円)

シリーズ: フランス世紀末文学叢書 (フランスセイキマツブンガクソウショ)
爛熟と頽廃の19世紀末――物質的な繁栄をみながら精神的に荒廃したこの時代に、俗世界へ背を向け、絶対の彼方にありうべからざる人工楽園を創出せんとした美の使徒たち。一時は忘却の底へ沈んだかにみえながら、ここ数年、にわかに脚光を浴びつづけている近代文学の源泉、フランス世紀末文学の最も香り高き作品を15巻に編んだ本邦初の一大アンソロジー。

【内容紹介】

光と闇のあわいに展開されるメーテルランクの戯曲『室内』『タンタジルの死』。秋と黄昏の詩人アルベール・サマンの詩劇『ポリフェーム』。カフェ“黒猫”で演じられた奇人シャルル・クロの寸劇を集めた戯曲集。

【著者紹介】

モーリス・メーテルランク (モーリスメーテルランク)

倉智恒夫 (クラチツネオ)

千葉大学名誉教授。
1936年、東京都生まれ。
専攻、フランス文学、比較文学。
訳書に、チャールズ・チャドウィック『象徴主義』(研究社)、ジョルジュ・ロデンバック『死都ブリュージュ/霧の紡車』(国書刊行会、共訳)、マリオ・プラーツ『肉体と死と悪魔――ロマンティック・アゴニー』(国書刊行会、共訳)、エミール・ゾラ『ムーレ神父のあやまち』(藤原書店、共訳)などがある。
2025年逝去。

川口顕弘 (カワグチアキヒロ)