バベルの図書館 3

ホーソーン  

ホーソーン  

人面の大岩  

ナサニエル・ホーソーン 著
酒本雅之/竹村和子 訳

発売日 1995/04/09

判型 A5変型判   ISBN 978-4-336-02558-6

ページ数 166 頁   

定価 2,030円 (本体価格1,845円)

シリーズ: バベルの図書館
イタリア、フランス、ドイツ、スペインで刊行された国際的出版物の日本語版。現代文学の巨匠J.L.ボルヘスが編集、各巻にみずから序文を付した、夢と驚異と幻想の全く新しい「世界文学全集」。ポー、カフカ、ドストエフスキーからアラビアン・ナイト、聊斎志異まで、文学のすべてがこの30冊のなかに! イタリア・オリジナルの装幀。

【内容紹介】

突然理由もなく妻のもとから失踪し、ロンドンの大都会のなかで「宇宙の孤児」と化した1人の男の物語「ウェイクフィールド」に「人面の大岩」「地球の大燔祭」「ヒギンボタム氏の災難」「牧師の黒いベール」の全5篇。

【著者紹介】

ナサニエル・ホーソーン

Nathaniel Hawthorne (1804–1864)
マサチューセッツ州セーレム生まれの作家。幼くして父を失い、母方の親戚の援助を得て大学を卒業したあと、作家を目指す。しかし生活に困窮し、友人の助力でセーレム税関に職を得る。政争によってこの職を失うと、あらためて執筆活動に専念し、『緋文字』を出版(1850年)。この作品が評判になり、一躍アメリカを代表する作家として有名に。1854年には在リヴァプール領事官の職を得てイギリスに渡り、1860年までヨーロッパに滞在。1864年、南北戦争中に旅先で没した。

酒本雅之 (サカモトマサユキ)

竹村和子 (タケムラカズコ)