世界探偵小説全集 41

ドウケノシ

道化の死

ナイオ・マーシュ 著
清野泉 訳

発売日 2007/11/20

判型 四六変型判   ISBN 978-4-336-04441-9

ページ数 384 頁   Cコード 0397

定価 2,750円 (本体価格2,500円)

シリーズ: 世界探偵小説全集
1920~40年代、英米の本格探偵小説は、クイーン、カー、クリスティーら輝かしい才能の登場とともに黄金時代を迎えた。不可能犯罪、アリバイ破り、名探偵の活躍。魅力的な謎、巧みなミスディレクションと論理のアクロバット。パズラーの頂点をきわめた本格派の傑作をはじめ、不当にも紹介の遅れていた巨匠の代表作、幻の名作を多数収録、永遠のクラシックを厳選して贈る夢の探偵小説コレクション!!

【内容紹介】

〈五人の息子たちによる剣のモリスダンス〉の最中、道化役の青年が首を切り落とされてしまう。衆人環視の中で行われた残忍無比な不可能犯罪に、アレン警視は如何なる解決を見出すか。マーシュの戦後代表作。

【著者紹介】

ナイオ・マーシュ (ナイオマーシュ)

清野泉

筑波大学第一学群社会学類卒業。訳書に、グラディス・ミッチェル『ウォンドルズ・パーヴァの謎』(河出書房新社)、ロバート・トゥーイ『物しか書けなかった物書き』(共訳、河出書房新社)がある。