文学の冒険

エバルーナノオハナシ

エバ・ルーナのお話

イサベル・アジェンデ 著
木村榮一/窪田典子 訳

発売日 1995/07/04

判型 四六判   ISBN 978-4-336-03596-7

ページ数 322 頁   

定価 2,350円 (本体価格2,136円)

シリーズ: 文学の冒険
小説世界の境界線を拡げ、読者を挑発する現代文学シリーズ。過激な文学的実験、物語と「語り」の復権、新しい時代の新しい文学を求めて、ラテン・アメリカ文学、アメリカのニューライターズから東欧の知られざる名作まで、いまもっとも注目を集める世界の文学を幅広く紹介する。未知の地平線へ向けて、言葉の世界を探検しよう。

【内容紹介】

お話の名人エバ・ルーナが、愛と裏切り、幻想と冒険、さまざまな物語の糸を紡いで織りあげた素敵なお話の数かず。長編「エバ・ルーナ」から生まれた、〈現代のシェヘラザード〉アジェンデの本領発揮の作品集。

【著者紹介】

イサベル・アジェンデ (イサベルアジェンデ)

木村榮一 (キムラエイイチ)

1943年大阪生まれ。神戸市外国語大学卒業。現在同大学教授。訳書にコルタサル「遊戯の終り」「秘密の武器」(国書刊行会)、バルガス=リョサ「緑の家」(新潮社)、カブレラ=インファンテ「亡き王子のためのハバーナ」(集英社)、フェンテス「聖域」(国書刊行会)などがある。

窪田典子 (クボタノリコ)