ゲンダイブンジュウゴ

現代文 銃後

桜井忠温 著
国書刊行会 現代文訳

発売日 2010/11/08

判型 四六判   ISBN 978-4-336-05331-2

ページ数 357 頁   Cコード 0020

定価 2,200円 (本体価格2,000円)

【内容紹介】

戦後、激闘の戦跡を訪ね、戦死した部下、戦友、見聞した英霊たちを偲び、その精神を讃えた。森鴎外が推薦文を寄せ、その戦記としての価値を讃えた。

【著者紹介】

桜井忠温 (サクライタダヨシ)

明治12年愛媛県松山に生まれる。第十一師団所属の松山歩兵第二十二連隊の旗手(少尉)として、日露戦争の旅順要塞第一回総攻撃(明治37・8・19‐24)に参戦し、瀕死の重傷を負い生還。実体験した戦場のありさまを左手で綴り『肉弾』(1906)を発行。『此一戦』の水野広徳とともに、「陸の櫻井忠温、海の水野広聴」と並び称される。昭和40年(1965)郷里松山で死去。享年八六歳(

国書刊行会 (コクショカンコウカイ)