沖縄文学全集 18

ヒョウロン

評論  

沖縄文学全集編集委員会 編

発売日 1992/04/02

判型 A5判   ISBN 978-4-336-03038-2

ページ数 380 頁   

定価 4,058円 (本体価格3,689円)

シリーズ: 沖縄文学全集
沖縄の既成の「文学」を網羅し分類しただけではなく、あらゆる言説(記録・表現・作品)を収録した。島尾敏雄の名づけた〈琉球弧〉、つまり奄美・沖縄・宮古・八重山の島々の、近代120年の全容(風土・歴史・文化)を形あるものとして構成し、琉球弧の内と外への、そして次の世代へ向けての時代を画すメッセージたらんとするものである。沖縄から出発することによって、逆に日本の近代文学を照射し、鋭い異化作用をもたらす。

【内容紹介】

明治~昭和の文化論、状況論の集成。島尾敏雄、大城立裕、木崎甲子郎、三木健、高良勉らの沖縄文化論と、新川明、川満信一、いれいたかし、新城兵一、仲宗根勇らの状況論を収録。

【著者紹介】

沖縄文学全集編集委員会 (オキナワブンガクゼンシュウヘンシュウイインカイ)