沖縄文学全集 9
ショウセツ
小説 Ⅳ
沖縄文学全集編集委員会 編
発売日 1990/09/10
判型 A5判 ISBN 978-4-336-03029-0
ページ数 427 頁
定価 4,058円 (本体価格3,689円)
- シリーズ: 沖縄文学全集
- 沖縄の既成の「文学」を網羅し分類しただけではなく、あらゆる言説(記録・表現・作品)を収録した。島尾敏雄の名づけた〈琉球弧〉、つまり奄美・沖縄・宮古・八重山の島々の、近代120年の全容(風土・歴史・文化)を形あるものとして構成し、琉球弧の内と外への、そして次の世代へ向けての時代を画すメッセージたらんとするものである。沖縄から出発することによって、逆に日本の近代文学を照射し、鋭い異化作用をもたらす。
【内容紹介】
昭和(1980年代)の小説作品。山里貞子「内海の風」、干刈あがた「入江の宴」、目取真俊「魚群記」、山之端信子「虚空夜叉」、田場美津子「仮眠室」、白石弥生「若夏の来訪者」、など。