日本幻想文学集成 23

オカモトキドウ

岡本綺堂

猿の眼  

岡本綺堂 著
種村季弘 編

発売日 1993/09/24

判型 四六判   ISBN 978-4-336-03233-1

ページ数 260 頁   

定価 1,923円 (本体価格1,748円)

シリーズ: 日本幻想文学集成
幻想文学の傑作群を作家別に初めて集大成した〈もうひとつの文学誌〉。明治以降現代までの物故作家の中から幻想文学の小説家として重要な33人を選び、その精粋を1人1巻で編集。埋もれた名品も多数発掘。種村季弘、橋本治、別役実、矢川澄子ほか9人による責任編集。 装画・梅木英治

【内容紹介】

『半七捕物帳』の著者として名高い綺堂の絶妙な語り口による怪談13篇を収録。「鰻に呪はれた男」「影を踏まれた女」「魚妖」「火薬庫」「穴」「兜」「蟹」「置いてけ堀」「停車場の少女」ほか。

【著者紹介】

岡本綺堂 (オカモトキドウ)

種村季弘 (タネムラスエヒロ)

1933年~2004年。東京大学文学部独文科卒。國學院大學教授。著作集『種村季弘のネオ・ラビリントス』全8巻(河出書房新社)、訳書ホッケ『迷宮としての世界』美術出版社(共訳)、『怪奇・幻想・綺想文学集 種村季弘翻訳集成』(国書刊行会)などがある。