日本幻想文学集成 17

モリオウガイ

森鴎外

不思議な鏡  

森鷗外 著
須永朝彦 編

発売日 1993/02/24

判型 四六判   ISBN 978-4-336-03227-0

ページ数 290 頁   

定価 1,923円 (本体価格1,748円)

シリーズ: 日本幻想文学集成
幻想文学の傑作群を作家別に初めて集大成した〈もうひとつの文学誌〉。明治以降現代までの物故作家の中から幻想文学の小説家として重要な33人を選び、その精粋を1人1巻で編集。埋もれた名品も多数発掘。種村季弘、橋本治、別役実、矢川澄子ほか9人による責任編集。 装画・梅木英治

【内容紹介】

鷗外の作中もっとも怪異味が濃厚な「鼠坂」。怪談会を舞台にした「百物語」。一篇の書簡を振出しに寿阿弥像を考証する「寿阿弥の手紙」。他に、「秋夕夢」「うたかたの記」「流行」「空車」等11篇。

【著者紹介】

森鷗外 (モリオウガイ)

須永朝彦 (スナガアサヒコ)

1946年、栃木県生まれ。歌人・作家。 著書に、「鉄幹と晶子 」(評伝)、「東方花傳」(歌集)、「就眠儀式」(吸血鬼譚集)等がある。