世界映画全史 2

エイガノハツメイ

映画の発明

初期の見世物 1895-1897  

ジョルジュ・サドゥール 著
丸尾定/村山匡一郎/出口丈人/小松弘 訳

発売日 1993/10/22

判型 菊判   ISBN 978-4-336-03442-7

ページ数 306 頁   

定価 7,262円 (本体価格6,602円)

シリーズ: 世界映画全史 (せかいえいがぜんし)
<映画の発明と初期の状況を知るため、私の調査研究は、より徹底的なものにならざるえをえなかった。>――1939年、戦火のさなかで第一巻が書き上げられてより、67年、亡くなるまで続けられた著者の研究は、世界史の中に<映画>を位置づけ、その<創生>の過程を、厖大な資料、証言をもとに精緻に再構成する壮大な試みとなった。最新の映画史研究の成果をふまえたこの訳書は、詳細な各国映画史、映画史事典としても利用できよう。 【本書の特色】 ●世界的映画史家、ジョルジュ・サドゥール、畢生の大著を完訳。 ●1830年代の映画前史から、映画の草創期、発展期を経て、1929年、トーキー映画登場までの映画の社会史を、豊富な資料と興味深いエピソードをまじえ、詳細かつ具体的に記述。 ●フランス、アメリカ、ソ連、ドイツ、イタリア、スウェーデン、デンマーク、イギリス、そして東洋まで、世界的な規模で幅広く考察。 ●映画界ばかりでなく、技術史、経済史、政治史などをも視野に含めて立体的に構成。 ●翻訳にあたっては、サドゥール以後の映画史研究の成果をふまえて資料を調査し、人名、年代、映画題名等、データの正確を期した。 ●各巻に、人名・映画題名・事項索引を付した。 ●各巻、収録図版多数。 ●詳細な記述、資料引用、および索引により、映画史事典としても利用可能。

【内容紹介】

〈映画の発明と初期の状況を知るため、私の調査研究は、より徹底的なものにならざるをえなかった。〉――1939年、戦火のさなかで第一巻が書き上げられてより、67年、亡くなるまで続けられた著者の研究は、世界史の中に〈映画〉を位置づけ、その〈創生〉の過程を、厖大な資料、証言をもとに精緻に再構成する壮大な試みとなった。最新の映画史研究の成果をふまえたこの訳書は、詳細な各国映画史、映画史事典としても利用できよう。

【著者紹介】

ジョルジュ・サドゥール (ジョルジュサドゥール)

丸尾定 (マルオサダム)

村山匡一郎 (ムラヤマキョウイチロウ)

出口丈人 (デグチタケヒト)

小松弘 (コマツヒロシ)