日本写真史の至宝

ショカシンケイ

初夏神経

小石清 写真
飯沢耕太郎/金子隆一 監修

発売日 2005/06/01

判型 A3変型判   ISBN 978-4-336-04485-3

定価 38,500円 (本体価格35,000円)

シリーズ: 日本写真史の至宝
日本の写真表現が最初の全盛期を迎えた1930年代を中心に、モダニズムの光輝を放つ傑作写真集を原本に忠実に復刻する。各巻に監修者による解説を付す。別巻として、雑誌『光画』の全口絵・重要論文を集成。

【内容紹介】

日本の写真表現が最初の全盛期を迎えた1930年代を中心に、モダニズムの光輝を放つ傑作写真集を原本に忠実に復刻する。各巻に監修者による解説を付す。別巻として、雑誌『光画』の全口絵・重要論文を集成。

本巻では浪華写真倶楽部の中心メンバーだった小石清の鋭敏な感受性が多彩なテクニックを駆使して展開されている。金属(ジンク)板の表紙という斬新な造本は、その表現意欲の高まりを如実に表す。この特殊な大判写真集を完全再現。

【著者紹介】

小石清 (コイシキヨシ)

飯沢耕太郎 (イイザワコウタロウ)

1954年宮城県生まれ。写真評論家。日本大学芸術学部写真学科卒、筑波大学大学院芸術学研究科博士課程修了。著書に『「芸術写真」とその時代』(筑摩書房)、『写真に帰れ 光画の時代』(平凡社)、『都市の視線 日本の写真 1920〜30年代』(創元社)、『現代日本写真アーカイブ 震災以後の写真表現2011-2013』(青弓社)、『キーワードで読む現代日本写真』(フィルムアート社)など多数。

金子隆一 (カネコリュウイチ)

1948年東京都生まれ。立正大学文学部卒業。東京都写真美術館専門調査員、武蔵野美術大学講師、東京綜合写真専門学校理事長などを歴任。著書に『日本近代写真の成立』(共著、青弓社)、『日本写真集史 1956-1986』(共著、赤々舎)、『日本は写真集の国である』(梓出版社)などがある。2021年逝去。