センゴクジダイノハラノムシ

戦国時代のハラノムシ

『針聞書』のゆかいな病魔たち  

長野仁/東昇 編

発売日 2007/04/01

判型 A5変型判   ISBN 978-4-336-04846-2

ページ数 108 頁   Cコード 0071

定価 1,100円 (本体価格1,000円)

【内容紹介】

スタマック・モンスター(略してスタ・モン)大集合!

戦国時代の医学書『針聞書』に描かれた、人の体内にひそんで病気をひき起こすと考えられていた、キミョーキテレツでキモカワイイ、63匹の虫の図を収録した、子供から大人まで楽しめるユカイな画集。オールカラー。

【著者紹介】

長野仁 (ナガノヒトシ)

1968年、埼玉県生まれ。鍼灸師。
明治鍼灸大学(現・明治国際医療大学)大学院博士課程中退後、鍼灸鴻仁(はりきゅうこうじん)開業の傍ら、学校法人森ノ宮医療学園で後進を育成し、NHK西宮文化センターと神戸市シルバーカレッジで「ツボエクササイズ」の普及に努める。
現在、森ノ宮医療大学大学院教授、日本医史学会理事、北里大学東洋医学総合研究所客員研究員、国文学研究資料館「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」研究メンバー。「鍼灸師の古医書研究」によって、2007年度・人文科学研究協会賞(京都大学)、「日本における腹診の形成史」によって、2016年度・東亜医学協会賞(東亜医学協会)、「銅人形の現存調査および史的研究」によって、2016年度・青木賞(日本医科器械資料保存協会)を受賞。
おもな編著に、『針聞書』を紹介した九州国立博物館の精選図録『いにしえの旅』(西日本新聞社)、きゅーはくの絵本『はらのなかのはらっぱで』(アーサー・ビナード文、フレーベル館、監修)、『―九州国立博物館蔵『針聞書』―虫の知らせ』(ジェイ・キャスト、笠井昌昭共著)、『皆伝・入江流鍼術』『日本腹診の源流』(ともに六然社)、『はりきゅうミュージアム』全2巻(森ノ宮医療学園出版部)、『鍼のひびき灸のぬくもり―癒しの歴史―』(内藤記念くすり博物館)、『癒やしのツボエクササイズ』全2巻(NHK出版)、『DVD・健康になる癒やしのツボ』(ポニーキャニオン)、『実践小児はり法』(医歯薬出版、共著)などがある。

東昇 (ヒガシノボル)

愛媛県生まれ。九州大学大学院比較社会文化研究科博士後期課程中退。愛媛県歴史文化博物館、九州国立博物館をへて、現在、京都府立大学文学部准教授。日本近世史専攻。
おもな著書に、『近世の村と地域情報』(吉川弘文館)、『対馬・宗家と安徳天皇陵―「宗家文庫」の新資料―』(交隣舎)がある。