酒井忠夫著作集 6

キンゲンダイチュウゴクニオケルシュウキョウケッシャノケンキュウ

近現代中国における宗教結社の研究

酒井忠夫 著

発売日 2002/05/12

判型 A5判   ISBN 978-4-336-03906-4

ページ数 552 頁   

定価 16,500円 (本体価格15,000円)

シリーズ: 酒井忠夫著作集
中国明清時代の民衆史とその周辺分野に関する研究の第一人者酒井忠夫博士の初の著作集。その多彩な研究領域の中でも、特に民間宗教としての道教の研究、実地調査に基づいた秘密結社の研究において、また学位論文『中国善書の研究』の成果は、他の追随を許さぬものがある。既発表の論著、論文に新たに手を加えて書き下ろし、博士の60年に及ぶ研究を6巻に集大成。

【内容紹介】

清代末期から民国期にかけて新しい宗教結社が次々生まれた。著者による戦前の新興宗教結社の調査、戦後台湾での宗教結社の調査をもとに、民国期以後現代までの中国における、宗教結社の歴史的意義を究明。

【著者紹介】

酒井忠夫 (サカイタダオ)

1912年3月25日 福井県坂井郡棗村小幡に生まれる。
1935年3月、東京文理科大学東洋史学科卒業
1935年4月、東京文理科大学助手(東洋史学教室勤務)。
1964年4月、東京教育大学教授。
1974年5月、筑波大学教授・附属図書館長。
1975年4月、筑波大学名誉教授。
主著に、『中国善書の研究』(弘文堂、1960年)、『酒井忠夫著作集』(国書刊行会、1997年~2011年、全6巻)がある。
2010年2月19日逝去。