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- 発売日
- 2018/01/24
- 判型
- A5変型判
- ISBN
- 978-4-336-06239-0
- ページ数
- 224頁 Cコード 0021
- 定価
- 1,620円 (本体価格1,500円)
悩み多き現代人のみなさん。その悩み、どうやって解決していますか。まわりの人や、親きょうだいに相談? あるいはカウンセラーに?
でも、現代であるがゆえに生まれてしまう悩みを、現代的な価値観で解決しようとしても、うまくいかないこともあるでしょう。
ここはひとつ、縄文人に相談してみませんか。
本書では約80の現代人のリアルな悩みに、「縄文的」に答えています。
縄文時代は、一万年以上もつづいた、世界でもまれな持続可能な社会です。その長い時間のなかではぐくまれた「縄文的価値観」に、悩み解消のなんらかのヒントがあるかもしれません。
その悩み、ひとりで抱えこまないで、縄文人と一緒に貝塚へ送りましょう!
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※更新は、2018年3月23日に終了いたしました。
目次
- (1)悩みがちっとも減りません
- まんが Girl meets Jomon
縄文人に相談だ1
- (2)昔から整理整頓ができません
- (3)今付き合っている彼氏が彼氏なのかどうなのか
- (4)お給料は同年代の半分以下、なんだか取り残されているような
- (5)植物をすぐに枯らしてしまいます
- (6)友達のポケモンGO離れがひどい
- (7)この国は監視社会になってしまうのでしょうか
- (8)病院に行く勇気がない
- (9)入社8年目なのですが、実は3年しか働いていません
- (10)仕事がつまらないです
- (11)ハイヒールのダメージ。なんとかなりませんか?
- (12)お金がなかなかたまりません
- (13)妹が子どもにキラキラネームをつける気です
- (14)怒らないとナメられます
- (15)私は夏が嫌いです。縄文人さんは?
- (16)ユッキーナに憧れている私。素直に羨ましいといえません
- (17)規則正しいちゃんとした生活がしたい
- (18)暇です。めちゃくちゃ暇です
- (19)忙しいです。めちゃくちゃ忙しいです
- (20)上司の悪口を間違えて本人に送ってしまいました
- (21)女子なのに女友達がいません
- (22)彼氏が厳しすぎます
- (23)毎回泥酔してしまいます
- (24)どうしたらインスタ映えする写真が撮れるのでしょうか?
- (25)縄文時代って雑誌もなかったんですよね
- (26)縄文人に相談って、そろそろネタ切れなんじゃないですか
- (27)溜め込んだ備蓄食料。食べどきがわかりません
- 石棒のある風景
- お金――縄文時代になかったもの
- 文字――縄文時代になかったもの
- ゴミ――縄文時代になかったもの
- 今会いに行ける土偶
縄文人に相談だ2
- (28)パンツトレーニング中の息子がいます
- (29)抜け感のある髪型にしたい
- (30)上司が弟キャラ
- (31)私、自分の顔嫌いです。もっとキレイに生まれたかった
- (32)きれいな字が書けません
- (33)もう15年ダイエットしています
- (34)最近よく考えます。お金ってなんなんでしょうか?
- (35)ブルーライトに戦々恐々
- (36)彼女がだらしなさすぎます
- (37)芸術家の旦那の労働意欲がありません
- (38)スマホのスクロールが無駄すぎる
- (39)冷え性で困っています。すぐに冷えます
- (40)将来が不安です
- (41)古着っていつまで着てもいいの
- (42)住んでいる場所で人を判断する友人
- (43)ゲイだけの秘密の場所があるのですが
- (44)脇汗が気になってグレーのTシャツが着れません
- (45)友人がB-BOYになっていました
- (46)ワードもエクセルもなかったなんて……
- (47)毎日コンビニで同じもの。私、絶対あだ名つけられています
- (48)保育園のことが心配です。子どもはいませんが
- 縄文土器を着てみたい
- まんが 俺たち縄文人
縄文人に相談だ3
- (49)ブログのせいで睡眠時間がありません
- (50)草食系男子です。全然モテません
- (51)仕事の締め切りがまるで守れません
- (52)知らない人とついうっかり寝てしまいました
- (53)海外で働き、語学力を身に付けたい
- (54)壊れた水差し、新しいのを買おうかな
- (55)10人の友達に相談してみたら12人から反対されました
- (56)私が好きになる人は、毎回、だいたい、既婚者です
- (57)このままだと会社の後輩の女の子と不倫をはじめてしまいそう
- (58)同僚に既婚者同士の不倫カップルがいます
- (59)女らしさを出すのが苦手です
- (60)友達がなかなか就職しません
- (61)僕は断然新しいもの派。テクノロジー大好き
- (62)オフィスがフリーアドレス。まるで機能していません
- (63)私は高身長女子。そのせいで全然モテません
- (64)縄文時代の老化ってどんなふう?
- (65)どうしても元カノのSNSをのぞいてしまいます
- (66)食事に行っても帰るタイミングがわかりません
- (67)ずっと眠いです。とにかく眠い
- (68)食器を変えたからといっても味は変わらないですよね?
- (69)学生時代より10キロも太っていました
- (70)40歳。人生の行き詰まりを感じ、道に迷っています
- (71)彼氏がダサいです
- (72)正解がわからないのって何か気持ち悪くないですか?
- (73)女の子に興味がありません
- (74)妻が心療内科に通いはじめました
- (75)可愛い二重まぶたになりたいのですが
- (76)ヘッドハンティングされました
- (77)仕事中のエロサイト巡回がやめられません
- (78)彼氏の前でオナラができません
- (79)クライアントがエラそうで腹が立ちます
- (80)僕の小学生時代、全然クリエイティブじゃなかったんですが
- (81)手汗ひどい系女子です
- (82)10年付き合った彼氏のことが忘れられません
- 友達家族――縄文時代になかったもの
- 土偶のいた風景
- 土地所有――縄文時代になかったもの
- 風の歌を聴け
- 火焰な土器片
- 絵――縄文時代になかったもの
付録
- まんが 俺たち縄文人
- 土偶に会いに行こう
- 縄文時代の主張、オープンに楽しめる時代
- オススメの書籍
- (83)あとがきにかえて 今度こそ怒られるかもしれません
※更新は、2018年3月23日に終了いたしました。
- 縄文時代はそもそも就職という概念がなかったんですよねー。会社もなかったし。でも今は現代、就職は一つの大問題です。火炎型土器や土偶を作るお仕事って現代でいうとプロダクトデザインという職種になるんでしょうか、それほど求人が多くなさそうで、もしかしたら狭き門なのかもしれませんね。就職がなかなか決まらないということですが、もしかしたら面接でも「いい人」をやっていませんか? 相談者さんは「やりたい」という意思があるのにはっきり態度と口に出していないんじゃないでしょうか。こと競争の場に出ると「いい人」は決して武器ではありません。就職活動は狩猟採集で言えばやはり狩りです。どんぐり拾いや山菜摘みじゃありません。この時だけは鏃を磨いて挑んだってバチは当たりません。頑張ってくださいね。
- 集団や人との結びつきが強かった縄文時代、今以上に親には頭が上がらなかったのではないでしょうか。でも20歳といえばもう立派な大人、縄文時代ならムラの中で重要な役目を持ち子どもが2,3人いてもおかしくない年齢です。
もしかしたらお母さんは、いつまでも自分の目の届く範囲に子どもをおいておくことや過干渉することによって、 親子の結びつきを感じたり、強くしたりしたいのかもしれません。だからもし相談者さんが一人暮らしを始めたいと思ったら、まずは、「親子の絆は強固で切っても切れないのだ」ということをわかってもらった上で「一人暮らしをしたとしても親子の絆は変わらない」と交渉するのはどうでしょうか。
家の鍵を持つことだって、「私が鍵を持ったとしても私はお母さんの子どもであるということにはかわりはない」わけですし、ゲームの件も「たとえゲームを2時間やったとしてもお母さんを常に近くに感じていた」嘘でもこう言ってみたらいかがでしょうか? 実際親子の絆は切っても切れないものですし。
- OL女子さん、うまく恋愛ができませんって言いますが、恋愛なんて、たいていうまくいきませんし、人を好きになって、右往左往するその姿は自分から見てもはたから見てもみっともないの一言ですし、恥をかくのをおそれて何も動かなかったら何もおきませんし、うまく恋愛ができないって、夜が暗くて歩きにくいことと一緒で、誰だってうまくできないものなんです。
縄文時代、夜は暗くて歩きにくくて不便なものでした。縄文どころかつい最近までそうでしたよね。電気が発明されて夜道に電灯がつけられて、現代の夜遊びが始まるわけですが……。
恋愛だって、今はティンダーだのペアーズだのかっこ悪いところを見せなくても恋愛の入り口まで到達できる時代です。少しでも好奇心があったらちょっとやってみたらどうでしょうか。恋愛は本来、上手くできないものなのです。
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- 縄文時代はもちろん今よりも森は深く、自然は豊かで賑やかな時代でした。虫だってたくさんいたに違いありません。
夜の教室に虫が入ってきて困るという相談ですが、答えは簡単。照明を全部、火にしてしまうのはどうでしょうか。灯りに吸い寄せられてしまう虫たちはかわいそうですが、「飛んで火に入る夏の虫」。教室をブンブンと飛び回るようなことはなくなるでしょう。えっ暑すぎる? えっ火事になったらどうする? それはまた別の相談で……。
- そういう人っていますよね。縄文時代も偉そうで横柄な人って絶対にいたとは思うのですが、これはまたちょっと違う話のような気がします。お金を払うということでその場では自分自身の立場まで上になったとひどく勘違いしているんでしょうね。縄文時代はお金という概念がなく必要な物資は交換したり贈りあったりしていたのですが実はお金を介さないかわりに、その人自身の信用やお互いの連帯感や好意をやりとりしていました。それをお金で代用しているのが現代でそう考えるとお金を払うことで偉そうになる人はお金を使うたびにその人自身のカブを落としてしまっているということです。この人、かわいそうな人なんです。
- これ縄文人に相談することじゃなくないですか? 僕らお肌のことあんまり考えてないですよ、化粧水も保湿クリームも日焼け止めもない時代ですよ、ぽんさくさん。僕らのできることといえば森に祈ることくらいですが、森はお肌の乾燥を防いではくれません。この相談、早速貝塚に送らせていただきますね。
- 現代人が縄文時代を見る時、出土した土器や土偶を見て、これは出来が良いとか立派だとか言って、はたまた資料的に価値があると「格付け」して、国宝やら重文に指定したり、見た目の可愛いものにはニックネームをつけたりゆるキャラを作ったり……、常に比較しています。そうです。比較することって学問や興味のファーストステップともいえるのです。
人と比較することって全然不自然なことじゃありません。誰だって自分は誰かより優れていると思いたいし、人によってはそれでしか自分が保てない人もいるくらいです。ただ比較するならしっかりと冷静に比較するべきです。そしたら見えてくるはずです。どんなに冷静に見たとして誰とも比較できない「何か」が、とうこさんにもとうこさんの娘さんにもあることを。
- 縄文時代の環状集落は中心を持たずに誰もが横並びになるように配置されています。住居の規模やお墓の大きさにも個人によってそれほどの差はありませんでした。ヒトは横並びで安心する生き物、縄文時代からヒトの心の持ちようって今とあまり変わらなかったんじゃないかとも思えます。もしかしたらムラの中で変わった人をバカにしたりすることって変わらずにあったのかもしれません。縄文時代の土器や遺物は地域と時代のくくりで同じデザインのものにほぼ統一されています。正直なところ個々人の個性よりも集団の採用したデザインが優先されているということは否めません。ただ、そんな中にもどうも変な造形物が見つかったり、何に使ったのかよくわからないものも出てきたりして、なんだか楽しい気分になったりもします。
個人的な持論で申し訳ないのですが、世の中を動かすのは大多数の共通の意見だったとしても、世の中を面白くするのは少数の「人と違う考え」です。変わった趣味? 面白いじゃないですか、村八分さんは世界の面白さにしっかり貢献していますよ!
- いぬこさん、本当によくわかります。もちろん縄文時代に体外受精なんて技術も発想もなかったのですが、何かをする時に、しっかりとした手応えのようなものを感じることができないというのはすごく不安になるのは良くわかります。それが子どもを授かるという手応えならなおさらだと思います。
縄文以降、世界は一つずつ手応えを無くしていきました。技術革新とは手応えを無くす作業といってもいいかもしれません。例えば何日もかかって歩いて行っていた場所が今では車で数時間でいけたり、手紙を書くという行為はEメールとなりほとんどタイムラグはありません、ミックスサラダを作ったり肉を食べるという事だって、狩猟採集から比べたら、ほとんど手応えなんてありません。それをヒトは少しづつ受け入れ慣れてきた生き物でもあります。だからいぬこさんの不安、当たり前の不安です。
でもここはヒトの知恵を信じましょう。こと科学や医療の分野は縄文時代のカミより正確です。森に祈っても子もは生まれません。体外受精という手応えのない人工的な作業でも、お子さんを授かり、初めて抱いた時、そこに必ず手応えを感じることができるはずです。
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縄文時代も色々な人がいたのであがり症な縄文人だって絶対にいたはずで、やっぱり同じように悩んでいたかもしれませんね。今も昔も言うべき時に何も言えなかったら、それはあんまり良くはないですから。
プレゼンや大勢の前で何かを発表するのって、縄文時代で言ったらそれはカミに願いを伝える(カミの言葉を聞く)シャーマンの役割なんだと思います。そしてシャーマンはしばしば仮面をつけていたようです。仮面をつけている土偶が作られたり、仮面そのものも各地で見つかっていますから、何かの特別な作法として仮面をつけていたようです。
そうです、おずわらさんも仮面を付けてみるのはいかがでしょうか。シャーマンとなってムラ人(同僚)たちの話を聞き、カミに語りかけるようにクライアントにプレゼンする。仮面をつける事で別人になれたり、匿名性を手に入れることができ、必ずや緊張はほぐれるはずです。何も恥ずかしい事はありません、むしろ仮面を付けている方が正式なプレゼンなのではないでしょうか。この週末にでもお気に入りの仮面を探しに行きましょう!
- 個人的にはもちろん考古学をお勧めしますが、そのあとの就職・お仕事ということを考えるとまっすぐ考古学に行けない気持ちもわかります。ただどちらを選んだとしても、そのもう一つの視点を忘れる必要はありません。例えば考古学を専攻した場合、その理系の考え方って今の考古学にすごく必要とされていますし、理系の分野に進んだ場合だってその考古学的な発想がもしかしたら何かの問題のブレイクスルーになることだってあるかもしれません。どちらに進んだとしてもその逆の視点、必ず相談者さんのプラスになります。頑張ってくださいね!
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そうなんですよね。縄文時代は文字のない時代、人の名前はもちろん、どんな言葉を喋っていたのかすらまだはっきりしたことがわかっていないんですよね。特に名前がわからないことって個人が見えづらくなって、ひいては物語の軸すら見えなくなってしまいますから。だからといってわからないことをそのままに考古学的事実を無視したら、それはもう歴史ドラマではなくて妄想でしかないですから、縄文時代のドラマ化は他のどの時代よりも制約の多い時代ではないでしょうか。
でもはっきり言います。可能です。無口さんも俳優さんでしたらきっとわかると思うのですが、時に物語は制約すら武器にすることができるからです。物語に不可能はありません。今までと同じ大河ではないかもしれませんが、本当に期待しています。あれ無口さんってムロって読みます? あのムロさん? 本人?
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現代人の会議好きは異常ですよね。まあそれだけ密にいろいろなことをすり合わせられたなら何をするにせよ上手くいくんじゃないでしょうか……。えっ上手くいかない? そんなに長くて取り留めもないのに……。いい方法があります。煮詰まった会議は全部歌にするのはどうでしょうか、リズムに合わせて言いたいポイントはサビにして何度も繰り返して、どうですか、きっと盛り上がりますよ!
縄文時代、遠くのだれかに何かを伝達するとき、みんなに知ってもらいたい大切なこと、そんなことは歌のようにして伝達して広めていったのかもしれません。覚えやすいですし聞きたくなるし、どうですか、参考になりましたか?
- 縄文時代の婚姻や夫婦の形なんかは正直よくわかっていません。一夫多妻制は血が濃くなるのであまり良いことではないはずなので、そんなことはないのではないでしょうか。ただ40歳、今まで良い相手と巡り合っていないのであれば単純に狩場を間違えているのではないでしょうか。獲物が少ないのであれば狩場を移動するのは当たり前のことです、いまとちょっと違うフィールドに久々に手槍を持って出かけてみるのはいかがでしょうか。
- 青森県の三内丸山遺跡ではクルミの入ったお弁当入れにぴったりのサイズのポシェットが見つかっているのでもしかしたらお弁当みんな持っていたかもしれませんね。でも森に入れば木の実や野草が見つかる場所は隅々まで知っていただろうし、穴を掘ったら虫だって食べれただろうし、彼らにとって森自体が大きなお弁当箱みたいなものだったかもしれませんね。
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羽織ものとの絆が重要です。
顔ハメ太郎さん、多分、ちょうど良い羽織ものは永遠に見つからないのではないでしょうか。なぜならちょうど良いというのは幻想で、本人が羽織ものとどこかで折り合いをつける必要があるからです。顔ハメ太郎さんも多分わかっているのではないでしょうか。
見つからないまでも解決法はあります。それは奥さん自らちょうど良い羽織ものを作ってしまうことです。もしかしたらその丁度よさって、モノとの絆のようなものなのではないでしょうか。縄文時代はあまり専業化していなかった時代。例えば自分が狩りで使う石器や弓矢なんかも自分で作っていました。他の狩猟採集民の民族例をあげると、借りた弓矢で獲物を捕ったとしても100%自分の手柄にできないともいいます。100%の納得は自分で作ってそのモノとの絆を深める以外にありません。そしてその羽織ものと一緒に長い時を過ごし艱難辛苦を乗り越えた時、初めてちょうど良い羽織ものとなるのではないでしょうか。
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あの時稲作を始めなかったら……。
こんなことを考えることがあります。あの時こうしていたら、今頃どうなっていただろうか、あの時あっちの道を選んでいたらどうなっていただろうか、あの時定住しなかったら、あの時稲作を始めなかったら……。でもそんなことを考えるのはあまり意味のないこと、なぜならもう僕らは定住をして稲作を始め、お米の美味しさに気づいてしまったからです。過去の人生の選択はすでに不可逆です。自分の人生のイニシアチブをとったという実感があったとしてもなかったとしても、いま僕らにできることは、何か後悔するよりも、この今の自分の人生をベストな選択だと思えるように「今を」努力するだけではないでしょうか。
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新しい儀式を開発してみるのはどうでしょう。
縄談抜きに真面目な話ですが、もしかしたらセツナさんにとってリストカットは一つの儀式のようになってしまったんではないでしょうか。縄文時代の祭祀や儀式についてわかっていることは少ないのですが、土偶や、何に使ったのかわからない土器やモノも少なくない数、出土することから、彼らなりの儀式を行ってこの世界と折り合いをつけていたんだと思います。赤色に塗られた土偶や色々なモノもあり、赤がテーマカラーだった縄文時代。もしかしたら赤には血の色をイメージさせていたかもしれませんね。
セツナさん、ここだけの話ですが、実は儀式ってなんでもいいんです。イチローや五郎丸のようにルーチン(プレーの前に必ず行う一連の動作)も一つの儀式ですが、これも結局は個人の納得だけで科学的な根拠は何もありません。ここで提案ですが、新しい儀式を開発してみるのはいかがでしょうか? 夜の山に行って「ばかやろー」と大声で叫ぶとか、罰が欲しければ一番嫌いな食べ物をお腹いっぱい食べてみるとか。自分のオリジナルの儀式の方が何かと効きそうじゃないですか。
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ねこさんのそれって、全然普通のことだと思いますよ。
人を好きになる気持ち、人に対して感じることって、単純に好きか嫌いかで分けられるものじゃないと思います。そういう気持ちにもしっかりグラデーションがあるんです。縄文時代と弥生時代は現代人の都合で分けられてはいますが、よくよく見て見るとそこには明確な区切れなんてなくて、見えてくるのは弥生と縄文のグラデーションだけです。縄文的な祭祀をしながら稲作をしたり、弥生にたいする受け入れ方も地域ごとに全く違いました。
ねこさんはまだ若いのでこれから色々なタイプの好きな人と出会うと思います。もしかしたらそのうち大好きなのに大嫌いな人なんてタイプも現れたりするかもしれませんよ。縄文と弥生が同居している時代があったように。
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そういう本との付き合い方があってもいい。
インスタグラマーさん、何もおかしいことはないんじゃないでしょうか。本としては特に使用していないけど、買って手元に置いておくことで満足できているということですよね。それって縄文時代でいうヒスイの大珠や、コハクのネックレスみたいないわゆる威信材と言われるもののようなものなんじゃないでしょうか。威信材は少し大げさかもしれませんが役に立つモノだけがモノじゃないんですからなんの問題もありません。そういう本との付き合い方があってもいいんじゃないでしょうか。
あっ僕らも本は読みません。何しろ文字を持っていないので。
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これ、縄文人に相談しますか?
縄文時代、冬は狩りの季節ですから寒い雪の中なんかの外出は結構多かったんじゃないかと思います。もちろん服は毛皮などの暖かいものを来てポカポカだったりしていたと思うのですが…。現代の防寒ってすごく優れてませんか?
ダウンジャケットに様々なハイテク素材、特にアウトドア用品は縄文時代とは比べ物にならないほど機能が充実しているのではないでしょうか?
縄文人に相談すること間違えてませんか? 「気合い」としか言いようがないですよ。