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アジアノキョウリュウ

アジアの恐竜

発売日 2013/04/15

判型 A4変型判   ISBN 978-4-336-05629-0

ページ数 343 頁   Cコード 0645

定価 10,450円 (本体価格9,500円)

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内容紹介

近年飛躍的な進展をとげるアジアの恐竜研究!初公開の写真・挿絵・生態復元図など約600点の図版とともに、アジアの恐竜発掘史・研究史をわかりやすく解説したビジュアル決定版!アジアの恐竜リスト、地名・人名索引を完備。

著者紹介

董枝明 (ドンヂーミン)

中国科学院古脊椎動物・古人類研究所研究員、吉林大学客員教授。アメリカ古脊椎動物学会終身名誉会員。 今までに38種の恐竜を命名した伝説的恐竜学者である。著書に『大恐竜時代―中国・日本の研究最前線』(分担執筆、小学館)、『NHK未来への教室(5)ドン・チミン 恐竜絶滅に学ぶこと』(汐文社(雲南科技出版社)など多数。

冨田幸光 (トミダユキミツ)

国立科学博物館地学研究部生命進化史研究グループ長。専門は古脊椎動物学(とくに哺乳類化石)だが、多くの恐竜展の監修も手掛ける。著書に『カラー版 恐竜たちの地球』(岩波新書)、『化石・恐竜の大研究』(PHP研究所)、『古生物学事典』(分担執筆、朝倉書店)、『新版 絶滅哺乳類図鑑』(共著、丸善)など多数。

関谷透 (セキヤトオル)

四川省自貢恐竜博物館にて研究職員として勤務。主に中国の雲南省と四川省のジュラ紀の地層から産出した恐竜化石(とくに竜脚形類)を研究中。北海道と福井県勝山市、中国各地(雲南省、山西省、河南省、新疆ウイグル自治区、黒竜江省など)、およびタイ国東北部での野外調査と発掘に参加。中国内外の学術雑誌に論文を発表。

目次

日本語版刊行にあたって
はじめに
目次
序文
概説
Ⅰ インドの恐竜
Ⅰ-1 インド ジュラ紀前期のダーマラム層
Ⅰ-2 インド ジュラ紀中期のコタ層(上部)
Ⅰ-3 インド 白亜紀後期のラメタ層群
Ⅱ 東北アジアの恐竜――ロシア人による発見
Ⅲ モンゴル・ゴビ砂漠に恐竜を追う
Ⅲ-1 モンゴル・ゴビの「新たな征服」――アメリカ中央アジア探検隊
Ⅲ-2 ネメグト――ロシア人の発見
Ⅲ-3 ゴビにおける女性の成功:ポーランド―モンゴル古生物調査
Ⅲ-4 冷戦後、西洋科学者のゴビ砂漠への帰還
Ⅲ-5 アメリカ人の新たなる成果――ウカー・トルゴド
Ⅲ-6 中国―日本―モンゴル三国古生物調査
Ⅳ 中国での恐竜発掘
Ⅳ-1 アンダーソンとツダンスキー
Ⅳ-2 中国―スウェーデン北西部科学調査
Ⅳ-3 中国恐竜学の先駆者――楊鐘健
Ⅳ-4 中国恐竜研究の中心――IVPP
Ⅳ-5 頓挫した調査
    中国―ソビエト古生物科学調査(1959~1960)
Ⅳ-6 新疆ウイグル自治区古生物調査隊の功績
Ⅳ-7 中国初の恐竜博物館―自貢恐竜博物館
Ⅳ-8 中国のK/T境界を求めて
Ⅳ-9 中国―カナダ恐竜プロジェクト(1986~1990)
Ⅳ-10 中国―日本シルクロード恐竜調査(1992~1993)
Ⅳ-11 中国―ベルギー恐竜調査(1995~2000)
Ⅳ-12 甘粛省と河南省の恐竜
Ⅴ 羽毛を持つ恐竜と鳥
   中国版‘ゾルンホーフェン’の発見
Ⅵ 中国の恐竜卵化石
Ⅶ 中国の恐竜足跡化石
Ⅷ 東南アジアの恐竜
Ⅷ-1 ラオスの新しい恐竜化石
Ⅷ-2 タイの恐竜化石
Ⅸ 日本の恐竜研究の進展
Ⅹ 朝鮮半島の恐竜遺跡
あとがきと謝辞
監訳者・訳者あとがき
アジアの恐竜リスト
地名索引
人名索引
引用文献

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