アーサー・マッケン
アーサー・マッケン
輝く金字塔
発売日 1990/06/17
判型 A5変型判 ISBN 978-4-336-03041-2
ページ数 173 頁
定価 1,923円 (本体価格1,748円)
英文学のなかでもっともデカダン的といわれるマッケンが、聖性と邪性の彼方に繰広げるあやかしの世界。〈サバトの酒〉と呼ばれる薬を服用したため、醜悪な姿に変身する青年の話(「白い粉薬のはなし」)他。
アーサー・マッケン (アーサーマッケン)
1863-1947。イギリスの小説家。怪奇小説家として有名。主な作品に「パンの大神」「三人の詐欺師」がある。
南條竹則 (ナンジョウタケノリ)
一九五八年東京都生まれ。作家、翻訳家。著書に『酒仙』(新潮社)、『怪奇三昧』(小学館)、『ゴーストリイ・フォークロア』(KADOKAWA)、訳書に『英国怪談珠玉集』(国書刊行会)、アーサー・マッケン『輝く金字塔』(国書刊行会)、M・R・ジェイムズ『消えた心臓/マグヌス伯爵』(光文社古典新訳文庫)、M・P・シール『紫の雲』(アトリエサード)、H・P・ラヴクラフト『インスマスの影』(新潮文庫)などがある。